ウィスキーにハマってしばらくしてふと気が付いた。ロックで飲む時に氷がとけて薄くなる。(あたりまえ)丸い氷が欲しい。
そこで氷作りの始まり。
とりあえず。基礎知識。
バーなどで飲む時に出てくる丸い氷がはどうやって出来るのか。
あれはバーテンダーが削っています。Youtubeなどを調べると作り方動画などがたくさんあります。
こんなこと、サラリーマンが会社から帰って来てやってられん。もっと気軽なやつがいい。
ネットで調べると丸い氷を作るための型は、結構売っています。比較的安価な製氷器を使って透明でひび割れのないウィスキー用の丸い氷を作り方を紹介します。
写真はセイエイというメーカーの「まるまる氷 大」という製品です。Amazonでも300〜400円ぐらい。
これなら1度に4つも作れるので毎日やる必要も無いのでこれ位が便利です。
説明文です。一応、他の購入者が詳細を知りたいかもしれませんので記録しておきます。 早速手に入れた型で氷を作ってみます。
凹凸の二つのパーツになっています。凹側に水を入れます。
多すぎても大丈夫なので少し多目に入れて蓋をします。多すぎる水は蓋をした時に隙間から漏れますので蓋をした後、余分な水が抜けてから凍らせます。
冷凍庫の平らな場所に入れて半日ぐらい待つのですが、ここからが透明な丸氷を作るコツです。
まず、製氷器をサランラップかビニル袋で包みます。
これを更にタオルなどでしっかり包んで準備完了です。
あとは冷凍庫の平らな場所に入れて一晩置くと出来上がりです。
結果、かなり満足のいく透明度、クラック(ヒビ割れ)などもほとんど無い綺麗な丸氷が出来ました。 早速、ロックでチビチビ飲んでみました。
最後までひび割れることもなく、美味しく楽しめました。これは使えそうな感じ。
透明な丸氷を作るための試行錯誤過程を紹介します。
まず、普通に今回の製氷器を使った場合だと、うまく透明な氷を作ることが出来ませんでした。 下の写真は製氷器に普通のミネラルウォーターを入れて、そのまま冷凍庫で凍らせた結果です。
一応、丸い氷は出来ましたが、ヒビ割れもあり、イマイチです。
サイズはこんな感じでした。少しグラスに比べ小さいですね。
表面が曇っていますが、ウィスキーを注ぐと少し滑らかになってそれらしくなります。
結果としては、まあ、なんとなくそれらしい氷は出来ました。しかし、少しバリやヒビ割れ、全体的に白く曇った氷になりました。
試しにヒビの入った氷でお酒を飲んでみましたが、ウィスキーを注いで時間が経つと、上の写真のように、ヒビは段々と大きくなります。
最終的に割れてしまいました。 この辺りの改善が必要です。
透明で均質な氷を作るために幾つか試してみました。
ミネラルウォーターで作成したもの。気泡とヒビ割れで透明度は低い。
一度沸騰させて、粗熱を取った水道水を凍らせました。少し透明度は上がった気がします。特に透明な部分が一部あることから多少は効果があるのかもしれませんが満足のいく透明度にはなりませんでした。ヒビ割れもあります。
最後に試したのが、ゆっくり凍らせるという方法です。
ゆっくり凍らせることで、透明な氷ができるとのこと。ゆっくり凍らせるといってもそんなに温度調整の出来る冷凍庫もありません。 なので、製氷器をタオルで包んで凍らせました。
結果、かなり透明度が改善されました。しかもクラックもなさそうです。